(古い話になるが)おそまき、某毎日新聞の元旦紙面を入手し、目を通した。今世紀に入って同紙を読んだことは無かったが、読むまでも無かった(だから続きも読んでいない)。記事内容の詳細は、記者ブロガーの某氏のエントリに詳しい。
http://igayac.iza.ne.jp/blog/entry/95277/
その紙面。すでに読んだ人も多かろう。連載カット<ネット君臨>のデザインは、恐ろしげな「恐怖新聞」風、を通り越して滑稽。2ちゃん風の顔文字をあしらい、5本も登場させた見出し群。「あざける」「餌」「総がかり」「削除不能」「仕方ない」…活字が滑る。
見出しに用いた「匿名攻撃」「電凸」を恐れたのか、「記者の署名」は無し。同社サイトに掲載された記事も、1面の分だけでアジテーゼに終始。…と、思いきや、「まいまいクラブ」ページには、続きの記事を掲載していた。意図的な誘導策?
https://my-mai.mainichi.co.jp/mymai/modules/itsociety7/
2007年は、いろいろ蠢き出す年だ。
▼参院、統一地方選
▼団塊の世代が退職
SNSも普通の存在となり、公選法も存在しないに等しい。書き込み・中傷のモグラ叩きは増える。日本でも“マカカ発言”で政局が動くかもしれない。
会社人間だった団塊の世代も、隠居で暇を持て余した途端、ネット上で“若葉マーク暴走”する。かつて、部下の電脳崇拝ぶりを批判していたことなんて忘れて。
同紙は、そこまで掘り下げて伝えてくれるのだろうか。
さらに
▼平成生まれが社会人に
彼らは、僕らのようなナナロク世代とは違う。PCを使わずケータイオンリーだ。
10年前、アングラ(掲示板)ブームがあった。2ちゃんねるの前身だ。これまで2ちゃんを支えてきたのは、当時10代、20代でアングラの楽しさを知った世代だ。今でこそメジャーになったNシステムや北朝鮮の動向、カルト宗教、歴史、軍事まで、それまでの“常識”をひっくり返した功績は大きい。ネット全盛の今、ボクらはその上に立っている。着うたやユーチューブだって、エミュや割れ物(や後のFLASH)ブームのおかげだ。その“伝統”を、平成生まれは引き継ぐのだろうか。
もっとも、2ちゃんねるも、上記<ネット君臨>で井上トシユキ氏が指摘しているように、「他人を見下す」「魔女狩り的な祭りを行う」などの負の部分が多い。しかし、これは“格差社会”に象徴されるように、社会の負の部分が噴出しているだけではないか。
同紙は、そこまで掘り下げて伝えてくれるのだろうか。
2ちゃんねるの全てを擁護する気はない。ただ、夢想することがある。数百万人のニートやフリーター全員に、無償でPCとDSL回線を与える。さらに言えば、三軍のうち、陸や海の一部を割いて電(脳)軍を設置し、彼らを雇用すればよいのではないか。成田空港アクセス整備とやらに1000億円もの無駄ガネを投入するより、よっぽど日本の未来のためになるのではないか。
同紙は、そこまで掘り下げて伝えてくれるのだろうか。
ともかく、そうやって「ネット規制」を臭わす論調をかもし出し、ネットの世界を狭くすることで、誰が得するのだ? 米「グーグル」に対抗するため、中国は「百度」を全面支援するだろう。日本はどうするのだ? 「2ちゃんねる」をみすみす捨てるのか。角を矯めて牛を殺す愚となるのではないか?
私としては、イザ!のブロガーの「lynx」さんのエントリが気になって仕方がない。いったい、誰が得するのだろうか?
http://lynx.iza.ne.jp/blog/entry/93004
昔は、AurosとJamJamの2ブランド別でサイト運営していたし(成否はともかく)、レンタルサーバー事業も行っていた。「インターネット事件取材班」のアップを私も楽しみにしていたし、「竹川正記」の署名記事は面白かった。ネットに対し理解を示し、ユニークな取り組みを行っていた新聞社、との印象がある。
そんな某毎日新聞の今回の連載。記者の不祥事の意趣返し、とは言わないが、彼らの「ホンネ」は、この辺ではないか?
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発信箱:ネット取材考=花谷寿人
> ところがいきなり、ネット社会の怖さを感じることになる。相手が取材された内容を、直後にブログの日記やネットの掲示板に書き込む。新聞記者のかつての取材は1対1の関係だった。それが大きく変わり、記者個人の名前や取材の仕方が不特定多数の人々にさらされる。メディアもそういう時代を迎えたことを思い知らされた。記者は名刺を出すことさえ、ためらうこともある。
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hassinbako/news/20061230ddm002070124000c.html
それでも生身の人に会って話を聞くのが私たちの仕事だ。そうしなければ、本当のことを伝えられないと思う。
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ならば、きっと連載では、昨年話題となった「ミクシィ」「オーマイニュース」、そして「イザ!」について、きちんと取材をするはずだ。“グーグル八分”なんかも取り上げるのだろうか。今後が楽しみだ(たぶん、読まないけど)。
うーん、ようやくの連休ということで、暴走してしまった。
追記@23:57
変わった人? のようだが、「ニート・フリーター・リーマン・学生は暴動を起こすべし」とのエントリに同意。ホワイトカラー・エグゼンプションとは、合法的に奴隷階級を構築する可能性あり。火炎瓶、はちょっとダメだと思うけど。。。
http://hakkiri-ie.iza.ne.jp/blog/entry/96581/


by 副編集長★
たかがガンダム、されどガンダ…